80年代に名作を2枚残したアメリカ出身のAOR/ハードポップ・バンド、DAKOTAによる96年リリースの3rdアルバム。
実質、86年の未発表/レア音源集『LOST TRACKS』のナンバーを曲順を変えて再録した作品。
爽快且つ透明感のあるヴォーカル・メロディとベテランの風格漂う洗練されたサウンドで魅せるメロディック・ロックの傑作。
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昨年新作で再始動したベルギー出身のメロディ・メーカー、カート・ヴェリーク(Key,Vo)率いるメロディック・ロック・プロジェクト、FROZEN RAINによる2008年リリースの1stアルバム。
JOURNEY、VAN HALEN、BON JOVIなど80年代のハードポップを継承する清涼感溢れるKeyアレンジ、曲を盛り立てる適度なギター・サウンドが特徴的。
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アニソン・カバー等でお馴染み、チャンネル登録者数 393万人を誇るノルウェー人シンガー・ソングライター、ぺルケイ氏による日本語のオリジナル・アルバム「muteki no tabiji」(23)より『疑わないで欲しい真実』。
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日本のアニメ・ソングのカバー含め、現役ユーチューバーとして活躍しているペル・フレデリック“ペルケイ”アシュリーが在籍していたシンフォニック・パワーメタル・バンド DAMNATION ANGELSの2012年リリース1stアルバム。
X-JAPANのカバーが収録されているのが一番の話題でしたが、それもそのはずヴォーカルがぺルケイですから、何ら違和感なし。
WHITE EMPRESSでキーボードを担当したウィル・グレイ二―(G)による映画サントラ張りの重厚なオーケストレーション・サウンドが特徴的。疾走曲は前半戦の『THE LONGEST DAY OF MY LIFE』『I HOPE』で確かな手応えあり。
終盤、馴染みよい“和テイスト”を盛り込んだドラマティックな『PRIDE』とシンフォニック・アレンジで魅了する『KURENAI』が美々たる余韻を残す。
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毎度お馴染み、フィンランドのメロディアス・ハードロック・バンド、BROTHER FIRETRIBEによる2014年リリースの3rdアルバム。
北欧の哀愁美とは違った、陽性のエネルギーを放出するUS志向の80年代型ハードポップ/産業ロック。黄昏時に聴くとしんみりくる音楽性である。
THE MAGNIFICENTで披露された『Tired Of Dreaming』、映画『オーバー・ザ・トップ』提供曲であるサミー・ヘイガ―の『Winner Takes It All』収録。
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LOST IN TWILIGHTを前身とするフィンランドのシンフォニック・ゴシックメタル・バンド、DIVERCIAによる02年リリースの1stアルバム。
NIGHTWISH、LUNATICA風の煌びやかなキーボードの音色に「キタ!」と歓喜した方も多いはず。ヴォーカルがHIMあたりに通じるゴシック系なのでアンバランスな感じがしますが、メジャー感溢れるサウンドが持続する。
ミドル・ヘヴィな『As Mist Descends』、突如激走するシンフォニック・ブラック『To Forgive』『Vaya Con Diablos』と後半の盛り上がりがツボ。
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ヨーロッパで人気絶頂、オランダ出身のシンフォニック・メタル・バンド WITHIN TEMPTATIONの4thアルバム。デジパック仕様のお手頃輸入盤。
ドラマティックなキラーチューン『WHAT HAVE YOU DONE』、悲哀に満ちた『FROZEN』、ギターソロが絶品の哀愁が効いた『HAND OF SORROW』。5thに収録の『Faster』もそうですが、間奏の導入がさりげないようでとても素晴らしい。
終盤は泣きのバラード『ALL I NEED』、荘厳な『THE TRUTH BENEATH THE ROSE』、ピアノで綴る『FORGIVEN』で余韻を残す。久しぶりに・・寒い時期に聴くとしんみりきます。
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コンスタントに活動を続けるイタリア出身のニューメタル・バンド、EXILIAによる06年リリースの3rdアルバム。ボーナス・トラック2曲とビデオ・クリップが入ったデジパック盤。
オルタナ/へヴィロックなどのジャンルで語られるバンドですが、本作はゴリゴリとへヴィメタル色が強くなっており面白い。
ザラついたギター・サウンドとハスキーな女性ヴォーカルがマッチしており、泥臭くも乾いた空気感が後味良好。シンセ・アレンジは味付け程度に施してある。
医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のエピソードに起用されたメロディアスなバラード『YOUR RAIN』とポップな『LITTLE GIRL IN A WORLD』が作中異色ながらもよいアクセントになっています。
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04年に結成されたスイス出身の人気ダーク・ロック・バンド、STONEMANによる07年リリースの2ndアルバム。
パッと聞きMARILYN MANSON等に通じるインダストリアル系メタルですが、ヘヴィでありつつシンセが効いているので結構ポップ。
ニューウェイヴ/オルタナティヴ/ゴシック/ハードロックと多彩なサウンドを融合、ヒット・ポテンシャルの高いクロスオーバーなロックを展開している。RAMMSTEINあたりが好きな人はいけるでしょう。
闇夜の宴、気分を高揚させる若者たちのダンス・パーティーが目に浮かぶ怪しくも美しいロックンロール。
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リピート率TOP3の名盤
今日のシンフォニックなパワー・メタル勢に多大な影響を与えたイタリア出身のRHAPSODY(RHAPSODY OF FIRE)による97年リリースの1stアルバム。
クラシックとパワーメタルの融合という事で、ANGRAに続き当時は衝撃的でした。
まるで映画音楽のような劇的・壮大な展開、分厚いコーラス、牧歌的アレンジ、いまだに彼らの最高傑作です。
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忘れた頃に引っ張り出すハードロック傑作選。
故マルセル・ヤコブ(B,G)とジェフ・スコット・ソート(Vo,Key)によるプロジェクト、HUMAN CLAYによる96年リリースの1stアルバム。
○○のパクリとか当時結構なレッテルを貼られていた記憶がありますが、今聴いてもそんなことは気にならないキャッチーな曲がずらりと揃っている。まさにTALISMANを彷彿とさせるストレートなハードロックが楽しめます。マルセル・ヤコブがギター弾きまくってるし、イングヴェイ・マルムスティーンが様式美ヘヴィメタル『JEALOUSY』でソロを披露。
アップテンポの『GOLDEN YEARS』『OUTSIDE LOOKIN' IN』、ブライアン・ヤングのソロが美味な『NOW IT'S TIME』、ハードポップ系の『DON'T LOOK BACK』『VOWS IN STONE』など粒揃い。
ラストにジョン・ノーラムの楽曲でマルセル・ヤコブとの共作である『ETERNAL FLAME』を収録。フレドリック・オーケソンのプレイがまたきまっている。
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FORTUNEのベニー・スドべリ(Vo,Key)率いるプロジェクトCLOCKWISEによる97年リリースの1stアルバム国内廃盤帯付。
GLORYのギターとEUROPEのベース&ドラムが名を連ねるだけに、最高級のサウンドで登場し当時は驚いたものです。B誌でも高得点👍
キーボードが効いたいかにも北欧ハードポップなサウンドが印象的ですが、軟弱なアレンジに陥ることもなくキメキメのエッジの効いたギターの活躍が素晴らしい。
メロディックな『TRAVELER』と叙情的なバラード『ANGEL EYES』がハイライト。
↓貴重なスタジオ映像
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マーク・ボールズ(Vo/YNGWIE MALMSTEEN etc)の2ndソロ『RING OF FIRE』をプロジェクト名に冠し絶賛されたネオクラシカル・メタル・バンドの01年リリース1stアルバム。
故ヴィタリ・クープリ(Key/ARTENSION)を中心としてシャープネル出身のジョージ・ベラス(G)が参加、ネオクラ・ファンが色めき立つテクニカル&メロディックな傑作である。
イントロに続く疾走曲『Circle Of Time』『Shadow In The Dark』でガッツリをハートを鷲掴み。終盤の熱いナンバー『Face The Fire』までバリエーション豊富で一気に駆け抜ける。
また、マーク・ボールズのオペラ唱法は2ndソロでも聴けたが、本作でも日本のファンへ向けたボーナス『Sakura Sakura』で別人のような歌声が堪能できます。
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芸能人、ミュージシャンの訃報が相次ぐ中、先月2月20日に急逝したウクライナ出身のクラシック・ピアニスト/ネオクラシカル・メタル 鍵盤奏者であるヴィタリ・クープリ。
ARTENSION、マーク・ボールズ(Vo)とタッグを組んだRING OF FIREといったメタル系でハマった身ですが、ピアノにおけるテクニックや作曲家としての活躍をここ日本において見たかったな〜と、今更ながら思うのでした。RIP maestro!
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