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ヨーロッパで人気絶頂、オランダ出身のシンフォニック・メタル・バンド WITHIN TEMPTATIONの4thアルバム。デジパック仕様のお手頃輸入盤。
ドラマティックなキラーチューン『WHAT HAVE YOU DONE』、悲哀に満ちた『FROZEN』、ギターソロが絶品の哀愁が効いた『HAND OF SORROW』。5thに収録の『Faster』もそうですが、間奏の導入がさりげないようでとても素晴らしい。
終盤は泣きのバラード『ALL I NEED』、荘厳な『THE TRUTH BENEATH THE ROSE』、ピアノで綴る『FORGIVEN』で余韻を残す。久しぶりに・・寒い時期に聴くとしんみりきます。
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コンスタントに活動を続けるイタリア出身のニューメタル・バンド、EXILIAによる06年リリースの3rdアルバム。ボーナス・トラック2曲とビデオ・クリップが入ったデジパック盤。
オルタナ/へヴィロックなどのジャンルで語られるバンドですが、本作はゴリゴリとへヴィメタル色が強くなっており面白い。
ザラついたギター・サウンドとハスキーな女性ヴォーカルがマッチしており、泥臭くも乾いた空気感が後味良好。シンセ・アレンジは味付け程度に施してある。
医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のエピソードに起用されたメロディアスなバラード『YOUR RAIN』とポップな『LITTLE GIRL IN A WORLD』が作中異色ながらもよいアクセントになっています。
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04年に結成されたスイス出身の人気ダーク・ロック・バンド、STONEMANによる07年リリースの2ndアルバム。
パッと聞きMARILYN MANSON等に通じるインダストリアル系メタルですが、ヘヴィでありつつシンセが効いているので結構ポップ。
ニューウェイヴ/オルタナティヴ/ゴシック/ハードロックと多彩なサウンドを融合、ヒット・ポテンシャルの高いクロスオーバーなロックを展開している。RAMMSTEINあたりが好きな人はいけるでしょう。
闇夜の宴、気分を高揚させる若者たちのダンス・パーティーが目に浮かぶ怪しくも美しいロックンロール。
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リピート率TOP3の名盤
今日のシンフォニックなパワー・メタル勢に多大な影響を与えたイタリア出身のRHAPSODY(RHAPSODY OF FIRE)による97年リリースの1stアルバム。
クラシックとパワーメタルの融合という事で、ANGRAに続き当時は衝撃的でした。
まるで映画音楽のような劇的・壮大な展開、分厚いコーラス、牧歌的アレンジ、いまだに彼らの最高傑作です。
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忘れた頃に引っ張り出すハードロック傑作選。
故マルセル・ヤコブ(B,G)とジェフ・スコット・ソート(Vo,Key)によるプロジェクト、HUMAN CLAYによる96年リリースの1stアルバム。
○○のパクリとか当時結構なレッテルを貼られていた記憶がありますが、今聴いてもそんなことは気にならないキャッチーな曲がずらりと揃っている。まさにTALISMANを彷彿とさせるストレートなハードロックが楽しめます。マルセル・ヤコブがギター弾きまくってるし、イングヴェイ・マルムスティーンが様式美ヘヴィメタル『JEALOUSY』でソロを披露。
アップテンポの『GOLDEN YEARS』『OUTSIDE LOOKIN' IN』、ブライアン・ヤングのソロが美味な『NOW IT'S TIME』、ハードポップ系の『DON'T LOOK BACK』『VOWS IN STONE』など粒揃い。
ラストにジョン・ノーラムの楽曲でマルセル・ヤコブとの共作である『ETERNAL FLAME』を収録。フレドリック・オーケソンのプレイがまたきまっている。
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FORTUNEのベニー・スドべリ(Vo,Key)率いるプロジェクトCLOCKWISEによる97年リリースの1stアルバム国内廃盤帯付。
GLORYのギターとEUROPEのベース&ドラムが名を連ねるだけに、最高級のサウンドで登場し当時は驚いたものです。B誌でも高得点👍
キーボードが効いたいかにも北欧ハードポップなサウンドが印象的ですが、軟弱なアレンジに陥ることもなくキメキメのエッジの効いたギターの活躍が素晴らしい。
メロディックな『TRAVELER』と叙情的なバラード『ANGEL EYES』がハイライト。
↓貴重なスタジオ映像
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マーク・ボールズ(Vo/YNGWIE MALMSTEEN etc)の2ndソロ『RING OF FIRE』をプロジェクト名に冠し絶賛されたネオクラシカル・メタル・バンドの01年リリース1stアルバム。
故ヴィタリ・クープリ(Key/ARTENSION)を中心としてシャープネル出身のジョージ・ベラス(G)が参加、ネオクラ・ファンが色めき立つテクニカル&メロディックな傑作である。
イントロに続く疾走曲『Circle Of Time』『Shadow In The Dark』でガッツリをハートを鷲掴み。終盤の熱いナンバー『Face The Fire』までバリエーション豊富で一気に駆け抜ける。
また、マーク・ボールズのオペラ唱法は2ndソロでも聴けたが、本作でも日本のファンへ向けたボーナス『Sakura Sakura』で別人のような歌声が堪能できます。
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芸能人、ミュージシャンの訃報が相次ぐ中、先月2月20日に急逝したウクライナ出身のクラシック・ピアニスト/ネオクラシカル・メタル 鍵盤奏者であるヴィタリ・クープリ。
ARTENSION、マーク・ボールズ(Vo)とタッグを組んだRING OF FIREといったメタル系でハマった身ですが、ピアノにおけるテクニックや作曲家としての活躍をここ日本において見たかったな〜と、今更ながら思うのでした。RIP maestro!
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少年ジャンプ黄金期の洗礼を受け、「Dr.スランプ」「DRAGON BALL(ドラゴンボール)」はもちろん大好きだった漫画。子供の頃を思い出し、時の流れの早さを感じ、またひとり天才が天国へ旅立たれたことが残念でなりません。
↓左のイラストはいつだったか?学生の頃にリスペクトをこめて描いたもの。
右のは持っていた鳥山先生のイラスト集('90)。堀井雄二氏、森下孝三氏、鳥嶋和彦氏との対談が感慨深い。
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一時期解散したのかと思えば活動中のメロディック・パワーメタル・バンド、THE STORYTELLERによる2000年リリースのデビュー・アルバム。
同時期に出たアメリカのハードポップ・バンド『ストーリーテラー』と間違いそうになったというのも昔の話、こちらはアコースティック・バンドを前身としたスウェーデン出身のファンタジック・パワーメタル。オリジナル・メンバーのフレドリック・グロス(G)は脱退しているようですが、当初から在籍するL.G.ピアソン(Vo)率いるバンドのスタイルは変わらず。
本作では巨匠フレドリック・ノルドストロームをプロデューサーに迎えており、1stながらもイモ臭さを感じさせない結構ソリッドでストレートなサウンドがツボ。ルーツのHELLOWEEN〜BLIND GUARDIANに通じるエネルギッシュなナンバーが堪能できます。
疾走曲『GUARDIANS OF KAIL』『BOOK OF MYSTERY』『A TEST OF ENDURANCE AND STRENGH』がオススメ。前身の名残といえる牧歌的な『LIKE A WIND』と民族色溢れる『POWER WITHIN』『CHANT OF THE THIEVES』で森メタルにかってに認定。
ゲストにスティーヴン・アンダーソンが参加。ゼロコーポからインスト盤をリリースした懐かしの名ギタリストがソロを弾いているというサプライズもあります。
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アルゼンチンのシンフォニック・ゴシック/ブラックメタル・バンド、VAMPIRIAによる01年リリースの1stアルバム。
ソプラノVoを挿入したシンフォニックなブラッキー・ゴシックメタル。フル・アルバム3枚出して解散してるみたいですが、ギターとドラムは別のバンドVON LEUFELで活躍している。
ゴシック路線の『Legacy In Blood』から一気にスピードメタルへ変貌する『Ambassador Of Morning』はサビで女性Voを持ってくるところがナイス。『The Hand Of Death』もスローからアップへ転じるカッコイイ曲だ。
シアトリカルなブラック・メタルでありながらもメロウなプログレ、ゴシック、正統派へヴィメタルを要所で展開しており複雑な構成。 やはり疾走曲がキモで、終盤の『Satan Legion's Comes』はブラスト突撃でさらに盛り上げてくれる。
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Andrew D'CagnaによるUSトラディショナル・へヴィメタル・プロジェクト IRONFLAMEの20年リリース3rdアルバム。
公開されたキャッチーなMV『Seekers of the Blade』の他、戦場に赴く兵士のような勇壮且つ哀愁のあるエネルギッシュなナンバーを展開。HAMMERFALL,RIOTなどに通じる疾走感のあるパワーメタルが好きな方にオススメ。
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メロスピ系のDRAGON LORDが前身、女性Vo擁するシンフォニック・ゴシックメタル・バンド、DIABULUS IN MUSICAによる2014年リリースの3rdアルバム。
EPICAフォロワーと称されるのも納得、オーケストレーション&クワイアを大胆導入したゴリ押しサウンドが美味。ポップになったWITHIN TEMPTATIONやDELAINとはやや感触が異なる。
スラッシュ/メロデス張りに疾走するエネルギッシュな展開、メランコリック&オペラティックに歌い上げる様は自信に満ちた威厳を感じさせる。
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フィンランド産メロディック・ドゥーム/デスメタル・バンド「KAUNIS KUOLEMATON」で活躍するミッコ・ヘイッキラ(G.Vo)が在籍していたゴシックメタル・バンド、SINAMOREによる07年リリースの2ndアルバム。
イントロ?を聴くだけでSENTENCEDの影響下にあるのが分かるダークでメランコリックな慟哭メタル路線。女性コーラスを取り入れておりTO/DIE/FORにも近いが、ゴリゴリのリフで独特な暗黒世界を描いています。
デス/ドゥーム風味のある後半戦の『Unbreakable Calm』がメロディアスで面白い。
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