80S美メロ・プログレ・ハード - ASIA/ASTRA
- 2023.07.13 Thursday
- 09:49
★89年国内廃盤帯付入荷★
エイジアの最盛期は私のフェイバリット・シンガーである故ジョン・ウェットン在籍の80年代前半。ビッグ・セールスを記録した1st『ASIA』と2nd『ALPHA』、さらに85年に発表された3rd『ASTRA』含む初期3部作の頃。
『ASTRA』はマイク・ストーンのプロデュースにより過去2作よりも煌びやか&ゴージャスなサウンドになり、懐古趣味のプログレッシヴ・ロックとは一線を画すビッグなアレンジとなった。
もちろん、1stも2ndもとてつもなく素晴らしい作品ですが、何年経過してもまるで色褪せないハードロック寄りの派手な楽曲が楽しめるのは本作のみ。ギターがスティーヴ・ハウからマンディ・メイヤー(ex-COBRA,KROKUS,GOTTHARD〜UNISONIC)に交代し、そのエッジの効いたメロディアス且つエモーショナルなプレイに魅了されました。
セールスが前2作ほど振るわずその後エイジアは空中分解してしまい、90年代に入ってジョン・ペインがヴォーカルを務めることに。曲自体はいいものたくさんあったのですが・・
当時「なぜ急に売れなくなったのか分からない」と語ったジョン・ウェットン。ラヴ・ソングが少なく、無機質でさらに産業ロック化したアレンジが目立ちすぎたのか。
日本ではオリコン15位のヒットを記録、今聴いても素晴らしくドラマティックで捨て曲なしの名作だと思います。
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