フィンランド産メランコリック・ロック - THE RASMUS/HIDE FROM THE SUN

  • 2024.02.15 Thursday
  • 22:46

 


忘れかけた頃に引っ張り出した冬に合う名盤。

フィンランドを代表するメランコリック・メタル/ゴシック・ロックの雄、THE RASMUSによる2005年リリースの6thアルバム。思い入れのある悲哀に満ちた『LAST GENERATION』が推しの一曲でした。


哀愁漂う本国チャート1位のシングル『NO FEAR』、2位のストリングスを配したバラード『SAIL AWAY』、アップテンポの『IMMORTAL』、胸キュンなサビの『KEEP YOUR HEART BROKEN』、どこかへ消えてしまいそうになる儚い『DON'T LET GO』。

美しくも物哀しいメロディ・ライン、ハードロックとオルタナの中庸をいくサウンドが絶品。






 

 

 

 

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フィンランド産メランコリー・メタル - VIIKATE/MARRASKUUN LAULUJA I

  • 2023.11.18 Saturday
  • 21:03


96年に結成されたフィンランドのメロディック・ゴシック/フォーク・メタル・バンド、VIIKATEによる2007年リリースの6thアルバム。同年、続編もリリースされている。

AMORPHIS等に通じる北欧民族メロディを取り入れたサウンドが特徴的で、後半の疾走感のある『Vyö』からさりげない泣きのギターインスト『Leikatun Konjakin Salaisuus』だけでも聴く価値あり。

ミドル・テンポからスピーディな楽曲も上々の出来映えで、ダレることなく一気に駆け抜ける捨て曲無しの作品です。








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フィンランド産メランコリー・ゴシック・メタル - To/Die/For / IV

  • 2023.08.30 Wednesday
  • 09:04

 


フィンランドのメランコリー・ゴシックメタル・バンド、TO/DIE/FORによる2005年リリースの4thアルバム。

傑作だった前作『jaded』を踏襲、80年代のポップ・フィーリングを融合したキャッチーな楽曲が特徴的。ヒットしたU2の『New Year's Day』をカバーしているのも作品の流れとして違和感なし。

アップテンポの『Autumn Forever』『This World Is Made For Me』『Little Deaths』『Fragmented』が熱い。




 

 

 

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フィンランド産メランコリー・ゴシックメタル - To/Die/For / jaded

  • 2023.07.01 Saturday
  • 23:59

 

 

解散したのかと思ったらそうでもなかったフィンランドのメランコリー・ゴシックメタル・バンド、TO/DIE/FORによる2003年リリースの3rdアルバム。彼らのアルバムはどれを買っても損はない。

 

前作を踏襲した絶妙なポップ・センスで魅せる本作はCUTTING CREWのカバー曲がリード・トラックとして存在しておりインパクトあり。

もちろん他の楽曲も申し分なく北欧特有の哀愁が効いておりメロディアスでほとんど捨て曲なし。ポップなんだけどメタルのエッジがあり軟弱な印象はない。

 

KING DIAMONDのカバー曲が収録されているのも面白いです。

 

 

 

 

 

フィンランド産メランコリック・メタル - AMORPHIS/THE BEGINNING OF TIMES

  • 2022.08.20 Saturday
  • 21:46


本国チャート1位を記録、ゴールドディスクに輝いたAMORPHISの10作目になる2011年作初回限定盤

フィンランドに古くから伝わる叙事詩をテーマにした作品を発表し続けていますが、難しいことはさておきとにかく音楽性が素晴らしい。

キャッチーで煽情的なメロディ、疾走感、リリカルな旋律と文句なしの出来映え。捨て曲もほとんどなく全編印象的な楽曲が堪能できる傑作だ。








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フィンランド産メランコリー・メタル - MORIAN/SENTINELS OF THE SUN

  • 2022.08.12 Friday
  • 14:38

 


フィンランド出身のメランコリー・ゴシックメタル・バンド、MORIANによる07年リリースのデビュー・アルバム。

SENTENCED,HIM,ENTWINE,CHARON等に通じる、いかにもフィニッシュ・メタルな哀愁を感じさせるハイクオリティな作品。

ゴシックとはいえ結構明快でキャッチーな曲調が多く、アタック感もありそのあたりは普遍的なメロディック・メタルとして楽しめる。ピアノやストリングスのアレンジも秀逸、悲哀に満ちた曲からドライブ感のあるノリのよいハードロックまで即効性あり。


 



 

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フィンランド産メランコリー・メタル - TO/DIE/FOR / EPILOGUE

  • 2022.07.30 Saturday
  • 23:55

 

ポップで悲哀に満ちた甘美なメロディが胸に染み入るフィンランドのメランコリック・ゴシック・メタル・バンド、トゥ・ダイ・フォーによる2ndアルバム国内廃盤帯付。

80Sニューウェイヴ・テイストの絶妙なKeyアレンジ、哀愁に彩られたメロディアスな楽曲群は前作よりも粒ぞろい。12年に他界したプロデューサー/スタジオ・エンジニアのトンミ・リルマン(Key,B,Ds)の手腕が遺憾なく発揮されている。

 

先行シングル『HOLLOW HEART』は本国ナショナル・チャートで8位にランク・インのヒット。アルバムも捨て曲ほとんどなしである。

 

昼間より夜中が似合うこの耽美世界、暑苦しい夏場に聴くとクーラーといっしょに冷却効果がUPする(かもしれない)。

3rd『JADED』4th『IV』5th『WOUNDS WIDE OPEN』とリリースされたそのどのアルバムも素晴らしいので要チェックです。

 

 

 

 

 

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フィンランド産ゴシック・メタル - NEW DAWN FOUNDATION/MOMENT OF CLARITY

  • 2022.06.06 Monday
  • 23:52

 


TO/DIE/FORのメンバーが在籍していたことでも話題だったフィンランド出身のゴシック系ロック・バンドによる06年発表作。

メロディ・ラインがTO/DIE/FORに通じるものがあり、エッジが効いていてサウンドのつくりもしっかりしているので一連のフィニッシュ・メタルが好きならいけるでしょう。

アップテンポの『LAST NIGHT』『NO FATE INSIDE』、哀愁ミドル『WRAPPED IN PLASTIC』『BLACKENED HEARTS』『APOLOGY』、エレクトロな静寂の『ALL LIFE IS LOSING』とキメキメのメランコリー・メタルが楽しめる一品です。


 

 

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ロシア産メランコリー・グラム・ロック - CRUCI-FICTION/on the verge of tears(ショップ商品紹介)

  • 2019.06.02 Sunday
  • 03:10


大阪のAMBIVALENCE MUSICからリリースされたグラム・ロック・バンド、クルシ-フィクションによる05年作国内盤帯付。

フィンランドのTOP10にチャート・インしてもおかしくはないようなメランコリック・ゴシック・スタイル。哀愁が効いたナイーブな楽曲で統一されており、一聴しただけではロシアのバンドとは気が付かないサウンドです。

LOVE X、HIM、ENTWINE、TO/DIE/FOR、NEGATIVE、THE RASMUSなど好きな方は要チェック!




↓お客さんはまさにゴス系好きそうな美女ばかり


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ザ・ラスマス/ブラック・ローゼズ〜スペシャル・エディション(ショップ商品紹介)

  • 2014.01.19 Sunday
  • 13:28


フィンランドを代表する人気ロックバンド、ザ・ラスマスの7thアルバムとなる『BLACK ROSES』。

ヨーロッパでは絶大な人気を誇りますが、日本ではいまいち知名度が低いのか、サウンドがフィットしないのか、盛り上がりに欠ける気がしないでもないです。本作以前のもので帯なしとかの状態による中古なら結構な安値で入手できますし、気軽に聴ける作品が多々あるのですが。

基本ハズレのない作品ばかりで、本作は凄腕プロデューサーのデズモンド・チャイルドを起用したことでも話題になりました。デズモント本人が彼らのファンで連絡してきたらしく、バンドにとっても嬉しいコラボであったに違いないでしょう。

リズミックでポップなところとかデズモンドらしいアレンジかもしれません。いや、元々そういうサウンドだったかも。冬景色を想起させるかのひたすら哀愁に満ちた世界観は変わらず普遍的で、ラスマス節健在の一枚となりました。捨て曲もほとんどないです。

メロディアス・ハードとかメランコリー・ロックとかゴシック・ロックとかいろいろ言える音楽性ですが、ひとつのカテゴリーに当てはまらないロック・バンドです。ポップス、オルタナ志向の方もいけるサウンドだと思うのですが、そこが拡散して固定したリスナーを獲得しにくいのかな、と思ったりもします。特に日本では。

BACKSTREET BOYSっぽいポップさもあり、とっつきやすいです。


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