2019.02.03 Sunday

役者で突っ切る社会派エンタメ - 映画『七つの会議』

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    アクの強いキャラクターが印象的だった予告編が気になり映画『七つの会議』を観てきました。野村萬斎、香川照之、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也ら実力派キャストの豪華共演。池井戸潤のベストセラー企業小説を映画化した社会派エンターテインメント作。

     

     

     

    都内にある中堅メーカーを舞台に、ひとつのパワハラ騒動から社会全体を揺るがす大事件へと発展するスリリングな内容。

     

    主演の野村萬斎氏を筆頭にそれぞれ強烈なキャラで突っ切っているのが潔いというか、とにかく面白い。テーマはとことんシリアスなのにコメディタッチ、このバランス感覚が絶妙なのだ。濃い過ぎる面子の中、ヒロインの活躍でストーリーが中和されているのもよかった。

     

    あの「製品」にしても主人公にしても、そこへ至った経緯をもう少し知りたい。しかし役者の勢いでここまで盛り上がるのも凄いもんだ。二転三転する終盤に目が釘付け♥

     

    未見だった東山紀之主演のドラマ版もチェックしよう。

     

     

     

     

    ↓ネタバレ注意の予告編

    2018.10.09 Tuesday

    温かみと冷酷さ - 映画『イコライザー2』

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      彼の出演作にハズレなし、といえるほどに好きな俳優のデンゼル・ワシントン。ホームセンターで働く世話好きな男が実は元凄腕CIAエージェントで、容赦なく悪を退治する必殺お仕置き人!という設定の前作がツボでした。まさか続編に彼が出演するとは思いもせずー。以下、ネタバレご注意

       

      冒頭の見せ場。

       

       

      役どころで今回タクシードライバーに職が変わってるが、ひとたび悪人を見つけると驚異的な戦闘スキルでバタバタとなぎ倒す。60過ぎとは思えないスピーディーなアクションに、身近な若者の育成に努めるというのは1作目を踏襲した展開。

       

       

       

       

      でもね、後半はやや流れが変わるのよ。CIAの元上司で1作目にも登場したスーザン(銃を携帯していない)が殺害され、元同僚との闘いがふと幕を開けるのだ。

       

      仲のよかった同僚が何故そこまでして後始末に固執するのか必然性に乏しく、黒幕も登場しない。交流のあった少年に絡む麻薬の売人たちが報復に出ないのも物足りなかったような。

       

      いわばセガールを筆頭とした90年代の格闘アクション映画を彷彿とさせる盛りあがり具合が終盤失速してしまうのが惜しいところ。そこは勧善懲悪のスタイリッシュ且つバイオレントな1作目に軍配が上がる。

       

      2時間超でも、もうちょっと観たかったな〜。多分ある!と思う『3』に期待。

       

       

      2018.09.17 Monday

      映画『ザ・プレデター』鑑賞

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        シュワちゃん主演の『プレデター』('87)に兵士役で登場したシェーン・ブラック監督が撮り上げたSFバトル・アクション。

         

         

        てっきりリブートとして新世代向けに企画されたものかと思いきや、しっかり『1』『2』を踏襲した正統な続編としてストーリーができている。

         

        予告編であまり期待はしていなかったけど、容赦ない残虐性にノンストップ・バトルは1作目のファンとして大変見応えあった。洗練されたお子様向けの『エイリアンVSプレデター』とはワケが違う。

         

        プレデター(異星人)の研究施設もあるし、ゲイリー・ビジーの息子ジェイク・ビジー登場にもニンマリだ。ドラマ『チャック』に出演していたイヴォンヌ・ストラホフスキーが傭兵の主人公の妻役で出ていたのがまた意外で嬉しい(最初だけだけどね)。

         

        猥雑な展開でもクレイジーな傭兵その他の活躍で勢いよく突っ走る。数々のハイテク装備を我が物にして対抗する人間側の姿が勇ましく、子役の天才ぶりが面白可笑しい。翻訳機でプレデターの言語が分かるって凄いね〜なんてシーンもある。

         

        ラストは『アイアンマン3』を手掛けた監督らしい演出で斬新。シリーズを観た人は迷わず映画館へGO!だ。

         

         

         

         

         

         

         

        2018.09.10 Monday

        映画『検察側の罪人』ちょっとだけ感想

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          木村拓哉と二宮和也 初共演の映画『検察側の罪人』。東京地検刑事部のエリート検事と駆け出しの検事が未解決殺人事件を追うが、エリート検事には別の思惑があった・・。

           

           

           

          ラストが「え、これで終わりなの」っていう感じで、エンドロールに突入したときは続きが気になって仕方がない状態に。検事がこんな回りくどい手の込んだことをするんかいなと突っ込みつつ、終焉を迎えました。

           

          日本社会の問題提起を多数詰め込んだ話の流れがごった煮状態で感情移入できず。二人の検事の対立構造を中心に観たかったな。TVシリーズ化されるといいかも。

           

           

           

          2018.08.02 Thursday

          今度のプレデタ―

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            プレデターの新作、『プレデター2』の面白さは超えてほしい。

             

            2018.07.09 Monday

            海外ドラマ 『ザ・ラストシップ 4th シーズン』鑑賞

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              地震も台風も過ぎ去った。近頃は・・映画ばかり観ているわけではないのですが、これは一気に鑑賞。そりゃー「ラストシップ」ですから。

               

              で、この4thシーズン、いきなり話がすっとんでるような始まり方で、知らない(覚えていない)キャラも出てるし、「あれ?前作はどうだったっけな」と。16ヶ月経過後のストーリーでまったくの新展開だ。マインド・コントロールがキーワードで、人が描く理想の世界、自由・平和を求めて戦いは免れない。ギリシャ艦隊との戦法がハイライトになっていて、見応えバッチリでした。

               

               

              2018.07.09 Monday

              既視感と新味の狭間 - アクション映画ファンは押さえておこう!な『アメリカン・アサシン』

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                ヴィンス・フリンの全米ベストセラー・スパイ小説を「メイズ・ランナー」シリーズのディラン・オブライエン主演で映画化したサスペンス・アクション。監督はTVシリーズ「トゥルーブラッド」「HOMELAND」のマイケル・クエスタ。以下、ちょっとネタバレご注意

                 

                ビーチでの無差別テロで恋人が亡くなり、復讐を決意した青年ミッチ・ラップ。体を鍛え抜き、単独で敵地へ潜入するため計画を実行する。終始監視していたCIAは拘束されていた彼を救出後、元ネイビー・シールズの鬼教官スタン・ハーリー(マイケル・キートン)を紹介し訓練を開始。そんな中、ロシアからプルトニウムが流出、核兵器によるテロを阻止するために世界の命運を左右する過酷なミッションが課せられる・・・。

                 

                90年代のB級アクションを彷彿とさせるスピ―ディ―な格闘、時事問題を取り入れたストーリー展開。アクション映画が好きなら観といて損はない!といえる、なかなかにツボな一本でした。ただ、途中付いていけなくて眠くなるシーンもあったけど。

                 

                例えば・・田舎でのんびり暮らしているベテランの元CIA工作員が恋人を惨殺され・・というような既視感&アウトロー爆発な流れの方が主人公に感情移入しやすいだろうね。この作品は主人公が組織・教官に抑えられているのでちょっとそこらへん違います。まぁ、訓練途中からの任務遂行が溌剌とした展開で新しい感じでした。ラストのスペクタクル映像、現実味があり突いてくるね。

                 

                 

                 

                 

                2018.06.23 Saturday

                人はゴミを宝にするリサイクル業者 - 映画『奇跡の絆』

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                  評価:
                  コメント:金持ちも貧乏人もその間も、みんなホームレス。

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                  アート・ディーラーのロン・ホールと、黒人の元農夫デンバー・ムーアが執筆したノンフィクションが原作。

                   

                  ↓以下、ストーリー引用開始
                  成功と富を手にしたアートディーラーのロンは、妻デビーに不倫がばれた罰として、ホームレスに給仕をするボランティアに同行することに。
                  夫婦はそこで、黒人のホームレスのデンバーに出会う。
                  デビーは、彼が自分の夢に度々現れる男だと気づき、神からのお告げと信じてロンに彼と親しくなってほしいと言う。
                  ロンはやがて、デンバーの人生を通して、生まれながらにしての不平等と運命の非情さを知る。
                  そして、それまで自分が家族としっかり向き合ってこなかったことを悔い、デビーや娘との関係も変わっていく。
                  そんな中、デビーの癌が発覚する…。

                  -------------------------------------------------------------------------------------------------------

                   

                  ええ話や〜の本作。

                   

                  これ、冒頭の夫婦の不仲からいきなりホームレス救済の舞台へと話が進むので駄作ちゃうか?と勘ぐって見ていたのですが、“自殺者”と呼ばれる暴力的な黒人のデンバーが出てきてから一気に面白くなりました。

                   

                  バット振り回して徘徊しているから捕まります、普通に考えると。日々忙しい中でこんな他人と向き合うなんてなかなかできないでしょう。しかもホームレス、「仕事しろよ!」と、一喝したくもなるだろう。ところがデビーさんの一声とロンの接近によりどんどん人が変わっていく。

                   

                  人の内面に深く関わっていくことの難しさ、面倒くささ・・へたすりゃ殺人事件になるかもしれない。しかしデンバーさんは実はとても素敵な人物でラストなんか感涙ものでございました。貧乏人・金持ち・その間、誰もがホームレス。生まれや育ちが違っていても、人は皆毎日戦っている。人生哲学。

                   

                  デンバーの役者さんて、『ブラッド・ダイヤモンド』に出ていたジャイモン・フンスーだったんだね〜。で、デビーさんが最後までレニー・ゼルウィガーだったのに気が付きませんでした。彼女は劇中大活躍なのですけどね。

                   

                   

                   

                   

                   

                  2018.05.29 Tuesday

                  ゴリラと元特殊部隊員の交流 - 映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』 

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                    『カリフォルニア・ダウン』のブラッド・ペイトン監督、ドウェイン・ジョンソン主演によるパニック・アクション映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』。B級めいたサブタイトルがついていますが、迫力満点で面白かったよ。

                     

                     

                    シカゴの大都会、クライマックスの巨大化したオオカミ&ワニとの戦闘シーン。白昼堂々の暴走で手抜きなく描かれていて凄みありました。『サラマンダ―』『キングコング』をちょっと思い起こすシーンもあった。『トランスフォーマー』シリーズのように、AC-130ガンシップや艦隊からのミサイル攻撃なども加われば尚盛り上がったかもしれない。

                     

                    動物保護地区に保護されていた白ゴリラと霊長類学者との交流がドラマティックで予告編の印象とは違った。ゴリラって、手話ができるんか?とか思いつつ、ラストもいい感じでした。

                     

                    その学者が元特殊部隊員ということでドウェインらしいアクションも拝めたし、政府の便利屋おじさんがまたナイスなキャラでございました。

                     

                    2018.05.04 Friday

                    戦略・突撃・掃討、機密作戦の実話を映画化『ホース・ソルジャー』

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                      本日公開の戦争映画『ホース・ソルジャー』を早速鑑賞。2001年9月11日アメリカ同時多発テロ発生直後、初めて対テロ戦闘に身を投じた12名の特殊作戦実行部隊の活躍を描いた実話。

                       

                      機密故に公にされることがなかったという。原作読んでないし、私もまったく知りませんでした。敵地の規模、作戦の推移、彼らが生き残るのかどうかも映画を観てみないと分からない。

                       

                       

                      キャッチは「9.11直後、敵勢5万人に対し、たった12人で戦いに挑んだ米軍騎馬隊」。

                       

                      アフガニスタンが舞台の映画『ランボー3 怒りのアフガン』(88)では「15万のソ連軍最強師団の中へ!」だった。流石に敵勢15万て、盛り込みすぎだったよねと・・今回もそんな感じ?

                       

                      それはさておき、皮肉なことにソ連軍撤退後にタリバンが台頭したわけで、時代背景を勉強するにはランボー3を見直すのもいいかもしれない。

                       

                      邦題は『ホース・ソルジャー』ですが、山岳地帯を移動するには馬が必要だったということで、騎馬隊の活躍というよりかは激しい銃撃戦がメイン。反タリバン勢力を率いる北部同盟の将軍・軍閥との協力体制、敵の拠点への正確な空爆の誘導、接近戦を含めた制圧・掃討という展開。

                       

                      若き戦略家の隊長とユーモアさえ感じさせる現地将軍とのやりとりが重苦しい背景を緩和している。そのドスタム将軍とは最後のテロップで出たとおり、アフガニスタン現第一副大統領でございました。

                       

                      意外とお涙頂戴のドラマは控え目で戦意高揚・・とまではいかないまでも、ドライで勇猛果敢な戦闘映画になっていたと思います。テーマ曲も勇壮。

                       

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